昨今においては、モノを消費するだけではなく、資源として再利用する、あるいはリサイクルをして再活用するという意識が高まっています。そんな中、従来は小さなマーケットでもあった中古の医療機器のリユースや再利用が見直され、マーケット自体が拡大傾向にあります。

実際に中古医療機器の利用者である医療従事者に対するアンケートにおいても、中古医療機器を利用したことがある、あるいは導入の検討をしたことがあるという人の割合が70%を超えるという記録もあり、この点でも中古医療機器のニーズがあるということがわかります。

中古医療機器が注目される3つの理由

では、どうして中古医療機器が多くの医療従事者から注目をするようになったのかと言うと、理由が3つあります。

中古医療機器が注目されている理由1-経営の合理化

医療機関の経営環境は報酬改定や病床の再編などで、大変厳しい状況です。したがって、医療機関もしっかり経営努力をしていかないければ、存続も厳しい状況になっています。そうすると、まず大事なことは経費節減です。その店、中古医療機器は価格が安いので、経費節減を目指す医療機関にはありがたい機器となります。

中古医療機器が注目されている理由2-薬事改正による機器の信頼回復

平成17年に薬事法が改正されたことによって、きちんとメンテナンスをされた中古医療機器がマーケットに出てくることで、中古医療機器への信頼度が高まりました。

中古医療機器が注目されている理由3-機器の性能が高くなった

ITが進化したことで、中古医療機器自体が高性能になり、更には耐久性も向上しました。このことで中古医療機器でも、しっかり医療の現場で過不足なく利用できる様になりました。

中古医療機器のメリット

中古医療機器に関しては、ITの進化で高性能であり、かつ、耐久性もあるということで人気があります。その中で特に人気が高いのは、

  • 超音波診断装置
  • 心電計
  • 内視鏡
  • 眼科機器
  • その他

などは、中古でも大変よく出来ているので、とても人気があります。中古医療機器の最大のメリットは、なんといっても価格です。中古機器のマーケットに出回っているのは、リース契約が終わった5年落ちのものですが、価格は新製品と比較をするとほぼ半額です。しかも性能は新製品と変わりませんから、経費節減という点では大きいですよね。

中古医療機器を導入する際の注意点

中医療機器を導入する場合は、どこから買うかということが大事です。その際のポイントは

  • 薬事法に沿った経営をしている会社であるかどうか
  • 製品の情報を十分公開しているか

この2点です。薬事法に沿った経営と言うのは、具体的には、「高度管理医療機器販売業許可」、および「古物商認可」を得ていることです。こちらは、購入する際にきちんと調べましょう。